あなたと一緒に、がんと向き合う

悪心・嘔吐

こんな症状

  • 吐き気がする
  • 胸がむかむかして気持ち悪い
  • 発現時期
  • 2・3日後
  • 1~2週間後
  • 2週間後以降

日常生活の工夫

  • 治療前の食事は軽めに、治療後数時間は固形物をひかえましょう。
  • 吐き気・おう吐のパターンから、タイミングをみて食べましょう。
  • 安静を心がけ、横向きに寝て体を内側に曲げると良いでしょう。
悪心・嘔吐

吐き気や嘔吐は、抗がん剤が脳の嘔吐中枢やその受容体を刺激したり食道や胃の粘膜に損傷を与えることでおこると考えられています。
使用する抗がん剤の種類や量、組み合わせ治療期間などによっても異なり個人差もあって症状がまったくない場合もあります。
抗がん剤治療による吐き気や嘔吐は起こる時期によって3つに分けられます。

急性嘔吐多くは抗がん剤治療開始後30分~1時間であらわれ24時間以内に収まります。
遅延性嘔吐抗がん剤治療開始後24時間~48時間であらわれ数日間続きます。
予測性嘔吐抗がん剤治療に対する不安や以前に受けた治療の苦痛の記憶など、精神的な要因が強いとされ次の治療を開始する前にあらわれます。
嘔吐したときは・・・

冷水で口をゆすぐと気分が落ち着きます。
嘔吐が続いたら、失われた水分とミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)を補うため、スポーツドリンクなどをとるとよいでしょう。

制作協力:
横浜市立大学 医学部看護学科 がん看護学
渡邉 眞理 氏
(がん看護専門看護師)
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構
神奈川県立循環器呼吸器病センター
佐久間 ゆみ 氏
(がん化学療法看護認定看護師)