あなたと一緒に、がんと向き合う

口内炎

こんな症状

  • 口腔内の粘膜の腫れ、ただれ、潰瘍
  • 食べ物がしみる
  • 発現時期
  • 2・3日後
  • 1~2週間後
  • 2週間後以降

日常生活の工夫

  • 辛いものなど刺激の強いモノは出来るだけ避けましょう。
  • 熱いものは冷まして食べましょう。
  • 歯ブラシは柔らかいものを使いましょう。
  • うがいをして、お口の中を清潔に保ちましょう。
口内炎

口内炎は抗がん剤の副作用として比較的頻度が高く、約40パーセントに起きるといわれています。「口内炎」はその言葉のイメージからか、ともすると軽視されがちですが、決しておろそかにはできません。
いったん発症すると治療に時間がかかりますし、重症化すると抗がん剤治療を続行できなくなったり、薬剤の量を減らさなければならなくなったりすることもあり、治療そのものにかなり影響を及ぼす副作用の1つです。また、感染が全身に広がって命に関わることもあるのです。
唇、頬の内側、歯肉、舌など、粘膜ならどこにでもでき、口の中全体が潰瘍化して、食べ物を飲み込めない嚥下障害になるケースもあります。
飲み込めなくなると、イライラする、不眠になるなどの精神的な苦痛も加わり、QOL(生活の質)が著しく下がってしまいます。
このような状態を極力防ぎ、QOLを改善できるように、口腔ケアの重要性を認識し、有効と考えられる予防法、治療法を積極的に採り入れていくことが大切です。

制作協力:
横浜市立大学 医学部看護学科 がん看護学
渡邉 眞理 氏
(がん看護専門看護師)
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構
神奈川県立循環器呼吸器病センター
佐久間 ゆみ 氏
(がん化学療法看護認定看護師)