あなたと一緒に、がんと向き合う

便秘

こんな症状

  • 便が何日も出ない
  • 便が硬くてなかなか出ない
  • 発現時期
  • 2・3日後
  • 1~2週間後
  • 2週間後以降

日常生活の工夫

  • 水分を十分にとりましょう。
  • 散歩や、軽い体操など、体を動かす習慣をつけましょう。(適度な運動は胃腸の働きをととのえてくれます)
  • ゆっくりトイレタイムをとりましょう。
便秘

抗がん剤によっては、腸の働きが弱くなることがあります。また運動不足や食事・水分の摂取量によっては、便秘になりやすくなり、便秘は不眠や倦怠感など精神面にも影響を及ぼします。大腸内の内容物の通過が遅れ、大腸にとどまるため、排便が困難な状態が便秘です。
原因によって次の3つに大別されます。

器質性便秘腸内外の腫瘍による腸管の狭窄や閉塞、がん性腹膜炎によるまひ症イレウス(腸閉そく)、中枢神経系の障害などで起こります。
機能性便秘がんのいたみ、食事や水分摂取量の減少、嘔吐、脱水、便意の抑制、腹筋力の低下、不安や緊張などの精神的ストレス、環境の変化などが原因です。
薬剤性便秘抗がん剤や制吐薬(吐き気止め)、鎮痛剤などが末梢神経と自律神経に作用し、腸の蠕動運動が低下して起こります。

長引く便秘やおなかがはって苦しいときは、医師、看護師または薬剤師に知らせましょう。

制作協力:
横浜市立大学 医学部看護学科 がん看護学
渡邉 眞理 氏
(がん看護専門看護師)
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構
神奈川県立循環器呼吸器病センター
佐久間 ゆみ 氏
(がん化学療法看護認定看護師)