あなたと一緒に、がんと向き合う

下痢

こんな症状

  • 下痢
  • 軟便(便がゆるい)
  • 発現時期
  • 2・3日後
  • 1~2週間後
  • 2週間後以降

日常生活の工夫

  • 腹部を温め、安静にすごしましょう。
  • 水分補給を心がけましょう。
  • 乳製品や香辛料の強い食品、脂っこい食品、線維の多い食品などはひかえましょう。
下痢

抗がん剤の副作用として起こる下痢には、腸管内の副交感神経が刺激されて起こる場合と、腸管内の粘膜が損傷を受けて生じる場合に分かれます。
腸の粘膜障害による遅発性の下痢は、軽重の差はあれ、多くの抗がん剤でみられる症状で、投与数日後に発症するのが普通です。
神経的な原因で起こっている下痢は短時間で回復することが多いのですが、粘膜障害が原因で起こっている場合は、粘膜が剥がれ落ち、バリアー機能が低下しているためにさまざまな刺激を受けやすい状態になっています。

そうした状況では白血球も減少傾向にあることが多く、そのことも相まって、敗血症を含めた重篤な感染症が起こることもあります。そのため粘膜障害による下痢が起こった場合には、数日から1週間程度治療を中断し、粘膜の回復を待つことになります。

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制作協力:
横浜市立大学 医学部看護学科 がん看護学
渡邉 眞理 氏
(がん看護専門看護師)
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構
神奈川県立循環器呼吸器病センター
佐久間 ゆみ 氏
(がん化学療法看護認定看護師)