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1多発性骨髄腫について

多発性骨髄腫について

多発性骨髄腫は血液がんの1つで、骨髄中にある形質細胞という血液細胞ががん化する病気です。 形質細胞の本来の役割は、体内に侵入してきた病原菌やウイルスに出会った時に、これら異物と戦うためのタンパク質である抗体を放出して攻撃することです。
しかし、形質細胞ががん化して骨髄腫細胞になると、骨髄で無秩序に増殖しながら、Mタンパクという役に立たない抗体を過剰に産生し、さまざまな症状を引きおこします。抗体:体内に侵入してきた異物にくっつき、異物が体内から除去されるように働きます

正常な形質細胞の働き
  • 白血球の一種であるB細胞が分化して、形質細胞ができる
  • 正常な形質細胞は異物(病原菌やウイルスなど)を攻撃する抗体を放出することによって、体を守る
異常な形質細胞の働き
  • 形質細胞ががん化すると骨髄腫細胞となり、骨髄内で異常に増殖する
  • 骨髄腫細胞はMタンパクを産生し、それによりさまざまな症状を引きおこす
監修:
群馬大学大学院 保健学研究科 教授
村上 博和 先生

多発性骨髄腫の治療で小野薬品の薬を使用された方へ