肝予備能(肝機能がどのくらい保たれているか)や病期などに基づいて検討します。
肝予備能の確認にはChild-Pugh分類を用います。AからCになるにつれて、肝臓の機能が低下していることを示しています。
Child-Pugh分類
各項目のポイントを加算し、その合計点により分類します。
※1 肝機能障害によって起こるもので、主な症状に、時間や場所が分からなくなる、眠りがちになる、意識が混濁するなどの意識障害がある。
※2 血液検査で調べることができる肝機能を示す指標。
日本肝癌研究会 編「臨床・病理 原発性肝癌取扱い規約 第6版補訂版」p15, 金原出版, 2019.
国立がん研究センター がん情報サービス「肝臓がん(肝細胞がん)」
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監修:
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日本赤十字社 武蔵野赤十字病院 院長
黒崎 雅之 先生