欧米では、全悪性リンパ腫の10数パーセントをホジキンリンパ腫が占めていますが、日本での割合は全体の約7パーセント程度と低く、その大多数は「非ホジキンリンパ腫」で占められています1)。
男女比では1.7対1と、男性にやや多い傾向がみられます1)。
発症しやすい年代は、主に20歳代の若者と50~60歳代の中年層で、2つの年代にピークがあることが知られています2)。
ホジキンリンパ腫の「ホジキン」という病名は、1832年にこの病気の存在を最初に報告した英国人医師「トーマス・ホジキン」の名前に由来しています。