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5ホジキンリンパ腫の治療方針

治療方針は何をもとに決められますか?

治療法を決めるうえで重要なのが、病型と病期です。
さらに〝予後因子〟なども考慮して治療方針が決められます。

予後とは、病気の治りやすさや経過に関する見通しのことをいいます。ホジキンリンパ腫は予後のよい病気と言われていますが、治療がどのくらい有効かは、患者さんの状態によっても異なります。このため、古典的ホジキンリンパ腫では、患者さんの治療の見通しを推定するための予後因子(リスク因子ともいいます)がいくつか定められています。
治療方針は、病型と病期に加え、これらの状況も考慮したうえで決められます。

ホジキンリンパ腫の治療方針の要素。「病気のタイプ(病型)」「病気の進行度(病期)」「患者さんの状態(年齢・全身状態・既往症など)」「予後因子」から、治療法が決められます。

ホジキンリンパ腫の初回治療では、抗がん剤による「化学療法」と「放射線療法」が検討されます。

ホジキンリンパ腫と診断されたあと、最初に行われる治療を「初回治療」といいます。ホジキンリンパ腫の初回治療では、「化学療法」や「放射線療法」が主体となります。治療の種類や進め方は、限局期と進行期で異なります。
限局期の患者さんに対しては、主に抗がん剤による化学療法と放射線療法の組み合わせ、または抗がん剤による化学療法が用いられます。一方、進行期の患者さんについては、多くの場合、抗がん剤による化学療法が用いられます。
病期ごとの大まかな治療法を下の図に示しました(治療の概略)。
患者さんによって異なることもありますので、詳しくは主治医に確認してください。

治療の概略

※古典的ホジキンリンパ腫の場合

古典的ホジキンリンパ腫治療の概略図限局期(Ⅰ期、Ⅱ期)でB症状無し、巨大腫瘤無しの場合は化学療法や放射線療法、進行期(Ⅲ、Ⅳ期)の場合は化学療法となります。
B 症状:発熱・夜間の寝汗・体重減少(こちらをご参照ください)
監修:
国立がん研究センター中央病院
血液腫瘍科 科長
伊豆津 宏二 先生

ホジキンリンパ腫の治療で小野薬品の薬を使用された方へ