悪性黒色腫(メラノーマ) トップ 1 悪性黒色腫とはどんな病気ですか? 2 悪性黒色腫の患者数はどれくらいですか? 3 悪性黒色腫の特徴について教えてください 4 悪性黒色腫の検査と診断について教えてください 5 悪性黒色腫には、どんな種類がありますか? 6 がん細胞と遺伝子変異について教えてください 7 悪性黒色腫の病期とはなんですか? 8 悪性黒色腫の転移について教えてください 9 悪性黒色腫の治療方針について教えてください 10 悪性黒色腫の治療について教えてください 11 治療法別の主な副作用について教えてください 12 緩和療法とは、どのような治療ですか? 13 治療後の経過観察について教えてください 14 セルフチェックについて教えてください 15 確認ポイントについて教えてください 14.セルフチェックについて教えてください 悪性黒色腫 経過観察 セルフチェック 悪性黒色腫は早期発見・早期治療が大切です。ⅠA期では適切な手術のみでほぼ治癒が得られます。また、再発・転移は、患者さんもしくは医師による視診・触診で発見されることが最も多いと報告されています1,2)。患者さん自身、ご家族、または身近な方が全身を観察して、ほくろの変化や皮膚の異常などがないか、以前からあるものでも変化がないかをチェックすることが早期発見につながります。またリンパ節がある部位を触ってしこりなどがないかチェックすることで、再発や転移を早期に発見できる可能性があります。定期的な受診とあわせて、自己診察を行ってみましょう。また、日常生活において過度な日焼けを避けることも皮膚がんを予防する方法のひとつです。 1)Garbe C et al: J Clin Oncol. 21(3): 520-529, 20032)Moore Dalal K et al: Ann Surg Oncol, 15(8): 2206-2214, 2008 ご自身のリンパ節(わきの下や太ももの付け根)にしこりがないか、触ってチェックしましょう。 鏡に体を映して観察してみましょう。体の側面も忘れずに。 ひじから先や、手のひら、脚の裏側や、足の指の間、足の裏もチェックしましょう。 首や頭の後ろ側も鏡を使って観察しましょう。髪の分け目の頭皮もチェックしましょう。 背中、おしりも鏡を使って観察しましょう。 Melanoma New Zealand(https://www.melanoma.org.nz/early-detection/)より作成 監修: 医療法人医誠会 医誠会国際総合病院 副院長皮膚科 主任部長 爲政 大幾 先生 (2024年9月作成) 治療後の経過観察について教えてください 確認ポイントについて教えてください 悪性黒色腫(メラノーマ) トップに戻る