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7.悪性黒色腫の病期

がんの病期は、がんの大きさ(T)、リンパ節への転移の状況(N)、他の臓器への転移(M)の3項目をもとに、大きくⅠ~Ⅳ期に分類されます(TNM分類)。
悪性黒色腫では、Tは腫瘍組織の厚さと潰瘍の状態、Nはリンパ節や周囲の皮膚への転移の程度、Mは他の臓器への転移の有無によって判定されます。

治療を始める前に判定されるこの病期を「臨床病期」といい、がんの進行や治療の方法を決めるうえで、重要な判断材料となります。

悪性黒色腫の臨床病期(ステージ)分類〈第8版〉

ⅠA期 がんの厚さが0.8mm未満 潰瘍なし
ⅠB期 がんの厚さが0.8mm未満
がんの厚さが0.8mm以上1mm以下
がんの厚さが1mmを超え2mm以下
潰瘍あり
潰瘍なし・潰瘍あり
潰瘍なし
ⅡA期 がんの厚さが1mmを超え2mm以下
がんの厚さが2mmを超え4mm以下
潰瘍あり
潰瘍なし
ⅡB期 がんの厚さが2mmを超え4mm以下
がんの厚さが4mmを超えている
潰瘍あり
潰瘍なし
ⅡC期 がんの厚さが4mmを超えている 潰瘍あり
Ⅲ期 リンパ節や周囲の皮膚・皮下への転移がある
Ⅳ期 他の臓器に転移がある
AJCC Cancer Staging Manual, 8th ed. 2017より作成
監修:
地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科 主任部長
爲政 大幾 先生

悪性黒色腫(メラノーマ)の治療で小野薬品の薬を使用された方へ