手術では、がんや、がんのある臓器を切り取ります。
一般的に、再発や転移を予防するために大きめに切り取り、正常な機能を回復させるための手術を行うこともあります。
手術の目的は、がんや臓器の悪いところを取り除くことです。手術で臓器を切除したことによって正常な外観や機能が失われてしまう場合には、それらを回復させるための手術(再建手術)を行うことがあります。
また、がん細胞は周囲の組織に広がったり(浸潤)、リンパ管や細かい血管に入ってリンパ節や他の臓器に広がったりすることがあります。そのため、一般的にがんの手術ではがんができた場所を大きめに切除します。手術の際には、手術の痛みを取り除き、安全に受けられるように、麻酔をかけて行います。
国立がん研究センター がん情報サービス「手術(外科治療)」
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監修:
- 新潟県立がんセンター新潟病院 副院長
竹之内 辰也 先生