治療法を決めるうえで重要なのが、病期です。
さらに全身状態なども考慮して治療方針が決められます。
腎細胞がんの治療法は、がんの進行度(病期)に応じて推奨される標準的な治療法があります。しかし、これらは一般的な患者さんを想定したものであるため、実際は、がんの進行度に加え、患者さんの年齢や全身状態なども十分考慮したうえで、個々の患者さんの状態に応じた治療方針が立てられます。
国立がん研究センターがん情報サービス「腎細胞がん」、
腎癌のすべて 基礎から実地診療まで 改訂第2版, p147-169. メジカルビュー社, 2014
を参考に作図
- 監修:
- 九州大学大学院 医学研究院
泌尿器科学分野 教授
江藤 正俊 先生