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6腎細胞がんの手術

腎細胞がんの手術について教えてください

手術は最も基本となる治療法です。手術方法や切除範囲は、がんの大きさや広がりなどをもとに決められます。

手術による外科切除は、腎細胞がんに対する最も基本となる治療法です。病期にかかわらず、がんになった側の腎臓を手術で摘出するのが一般的で、遠隔転移がみられるⅣ期であっても、手術の適用となります。
腎細胞がんの手術は、切除範囲によって大きく2つに分けられます。このうち、がんのある腎臓ごと切除する「根治的腎摘除術」が最も一般的な手術方法ですが、がんが4cm以下と小さい場合は「腎部分切除術」が考慮されます。また、がんが4cmより大きい場合でも、片方の腎臓がすでに失われていたり、がんではない側の腎臓の機能が低下している患者さんについては、「腎部分切除術」が選択されます。
手術の方法としては、メスを入れて切開する「開腹手術」と、腹部などに小さなあなをあけカメラや鉗子かんしを通して患部を切除する「腹腔鏡下手術」があります。どちらの方法を選択するかは、がんの大きさやがんのある位置、周囲の組織への浸潤の程度などをもとに決められます。

説明する医師と患者さんのイラスト
国立がん研究センターがん情報サービス「腎細胞がん」
インフォームドコンセントのための図説シリーズ 腎がん 改訂版, p76-85. 医薬ジャーナル社, 2011

切除範囲

根治的腎摘除術
根治的腎摘除術
がんのある腎臓ごと切除する、腎細胞がんでは一般的な手術法です。副腎は、がんから離れていれば残すこともあります。
腎部分切除術
腎部分切除術
がんのある部分を周囲から切除します。がんが4cm以下の場合、腎臓が1つしかない場合、がんのない側の腎臓の機能が悪い場合などに行われます。

手術の方法

開腹手術
開腹手術
腹部、またはわき腹を切開して患部を切除する手術法です。
腹腔鏡下手術
腹腔鏡下手術
腹部などに小さな孔(ポート)をあけ、カメラや鉗子を通して患部を切除する手術法です。
インフォームドコンセントのための図説シリーズ 腎がん 改訂版, p76-85. 医薬ジャーナル社, 2011 より作図
監修:
九州大学大学院 医学研究院
泌尿器科学分野 教授
江藤 正俊 先生

腎細胞がんの治療で小野薬品の薬を使用された方へ