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3腎細胞がんの病期

病期(ステージ)とはなんですか?
どのように決められますか?

病期とは、病気の進行の程度を示したもので、治療方針を立てるうえで重要な判断材料となります。

病期とは、病気がどの程度進行しているかを示すもので、「ステージ」とも呼ばれます。
腎細胞がんの病期は、がんの大きさや周辺の組織のどこまで広がっているか、リンパ節や別の臓器への転移があるかどうかにより、大きくⅠ~Ⅳ期の4段階に分けられます。
病期は、CTやこつシンチグラフィなどの画像検査によって判定されます。

説明する医師と患者さんのイラスト

腎細胞がんの病期(ステージ)分類

Ⅰ期
腎細胞がんの病期分類Ⅰ期の図
がんの最大径が7cm以下で、腎臓内にとどまっている。
Ⅱ期
腎細胞がんの病期分類Ⅱ期の図
がんの最大径が7cmを超えているが、腎臓内にとどまっている。
Ⅲ期
腎細胞がんの病期分類Ⅲ期の図
がんが静脈内や腎周囲組織に広がっているが副腎に進展がなく、Gerota筋膜を越えない。かつ所属リンパ節への転移がない、または1つある。
Ⅳ期
腎細胞がんの病期分類Ⅳ期の図
がんがGerota筋膜を越えて広がる、または副腎への進展があったり、所属リンパ節への転移が2つ以上ある。もしくは(さらに)遠く離れた組織に転移している。

Gerota 筋膜(ゲロタ筋膜、ジェロタ筋膜):腎と腎周囲脂肪組織、副腎を覆っている膜のこと。

Cancer. 1973 Nov; 32(5): 1030-1042. を参考に作成
監修:
九州大学大学院 医学研究院
泌尿器科学分野 教授
江藤 正俊 先生

腎細胞がんの治療で小野薬品の薬を使用された方へ