1大腸がんについて

大腸の構造と働き

  • 大腸は、小腸から続く1.5〜2メートルほどの長さの消化器官で、小腸から送られた液状の便から水分やミネラルなどを吸収し、固形の便にして肛門に運ぶ働きがあります。
  • 大腸は、大きく結腸(盲腸、上行じょうこう結腸、横行おうこう結腸、下行かこう結腸、S状結腸)と直腸(直腸S状部、上部直腸、下部直腸)に分けられます。
  • 日本人の場合は、S状結腸と直腸にがんができやすいことが知られています。
各部の名称と位置
大腸癌研究会編, 患者さんのための大腸癌治療ガイドライン 2022年版, p2-3, 金原出版, 2022
病気がみえる vol.1 消化器 第5版, p2, 202, メディックメディア, 2016
国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん)」

(2023年4月作成)