体調管理や再発の有無を確認するため、治療が終了したあとも、医師の指示にしたがって定期的な診察を受けましょう。
治療が終了したあとも、定期的に通院し診察や検査を受けることが必要です。
食道がんの再発は、治療後2〜3年以内にみられることが多いため、その期間は、2ヵ月から3ヵ月ごとに通院することが大切です。
また、食道がんでは、重複がんのチェックも重要になります。とくにあらわれやすいがんに関しては、主治医の指示にしたがって、それぞれの診療科で調べてもらいます。
通院間隔や検査の内容などは、患者さんの状態によっても異なりますので、主治医に確認しておくとよいでしょう。
いつもと違う症状や体調の変化を感じた場合は、早めに医師や医療スタッフに相談してください。
- 重複がんのチェック
- とくにあらわれやすいがんでは、それぞれの診療科で調べてもらいます。
どのタイミングで、どの診療科を受診するかは、主治医の指示にしたがってください。
- 咽頭がん、喉頭がん:耳鼻咽喉科
- 胃がん、大腸がん:消化器科、消化器外科
- 肺がん:呼吸器科
国立がん研究センター がん情報サービス「食道がん」
- 監修:
- 大阪大学医学部医学系研究科 外科学講座消化器外科学 教授
土岐 祐一郎 先生