11治療後の生活について
治療が終了したあとの生活の注意点について教えてください
特別な生活の制限はありませんが、これを機に生活習慣の見直しをしましょう。
治療が終了したあと、職場などに復帰する場合、どこまでできるかといった不安もあると思います。治療後の活動に特別な制限はありませんので、からだの状態をみながら医師や職場関係者と相談のうえ、無理のない範囲で少しずつ、生活を元に戻していきましょう。
運動も体力の回復に役立ちますので、ウォーキングなどの軽めのものから徐々にからだを慣らしていくとよいでしょう。
また、これを機に生活習慣を見直し、再発や重複がんの発生リスクを減らすために、禁酒、禁煙、食生活を改善することも大切です。
がんのリスクを避ける生活を心がけましょう

- 身体障害者認定の手続きについて
- 手術で
喉頭 を切除し声を出す機能を失った場合、身体障害の認定を受けることができます。
「身体障害者4級」または「身体障害者3級」に認定されると、等級に応じて、人工喉頭などの補装具の給付や公共交通機関の割引、税金の減免などの給付・支援があります。
お住まいの地域の福祉事務所または市区町村の障害福祉課などで、手続きの方法や申請条件、サービスの詳しい内容などをご確認ください。

- 監修:
- 大阪大学医学部医学系研究科 外科学講座消化器外科学 教授
土岐 祐一郎 先生