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- 肺は胸の部分に左右1つずつあり、右肺は上葉・中葉・下葉の3つ、左肺は上葉と下葉の2つにそれぞれ分かれています。また、右肺と左肺の間は「縦隔」と呼ばれ、心臓や気管などがあります。肺内には、気管から分かれた気管支が木の枝のように広がっており、その末端には肺胞という小さな袋があります。
- 肺の主な役割は呼吸です。口や鼻から吸った空気は、気管、気管支を通って肺胞に入ります。この肺胞で酸素を血液中に取り入れ、二酸化炭素を排出します。
- 肺がんは、肺の太い気管に発生する肺門型(中心型)と、肺の奥の方に発生する肺野型(末梢型)とに大別されます。
- 監修:
- 近畿大学医学部 内科学 腫瘍内科部門 主任教授
中川 和彦 先生