薬物療法では、最も効果的と考えられる薬の組み合わせとスケジュールがいくつか決まっています。これを「レジメン」といいます。
最初のレジメン(1次治療)の効果がみられなかった場合は、別のレジメンを使った2次治療、3次治療が行われることもあります。
実際の治療戦略については、がんの組織型や遺伝子変異の有無などの指標をもとに、薬剤の副作用や程度、患者さんの全身状態などを考慮して決められます。
(治療中の対処法については「薬物療法で使われる薬の副作用と知っておきたい対処法について教えてください」をご参照ください)