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7放射線療法について

放射線療法は、どのように進められますか?

X線や他の高エネルギーの放射線を使って、病変部とそのリンパ領域を含めた範囲を照射します。

放射線療法は、単独で用いる場合と化学療法と組み合わせる場合があり、手術前に化学療法との組み合わせが行われることもあります。
通常、体外から肺やリンパ節に放射線を照射します。多くの場合、1回の照射にかかる時間は数分程度で、痛みはありません。ただし、放射線療法は、事前に決められた治療計画のもと、一定期間続けて治療を行う必要があります。治療を中断すると十分な効果が得られなくなるため、職場やご家庭での協力を得るなどして、できるだけ通院しやすい環境を整えておくとよいでしょう。

放射線療法で治療中の患者さんのイラスト

主な副作用

放射線が当たった部位に副作用が起こる可能性があります。副作用は、治療中から3ヵ月後までに起こる急性期のものと、照射後数ヵ月後や数年後に現れる晩期の副作用があります。急性期症状の多くは、治療後1~2週で改善します。

急性期の副作用
  • 皮膚の変化(赤くなる、ひりひりする、色素沈着、など)
  • 全身的な疲労感、だるさ、食欲不振
  • 放射性食道炎
  • 放射性肺炎

など

晩期の副作用
  • 肺線維症
  • 無気肺

など

肺癌診療ポケットガイド, P61, 医学書院, 2016
国立がん研究センターがん 情報サービス 「放射線療法総論」
監修:
近畿大学医学部 内科学 腫瘍内科部門 主任教授
中川 和彦 先生

非小細胞肺がんの治療で小野薬品の薬を使用された方へ