1肺がんについて

肺がんの患者数はどれくらいですか?

日本でのかん数は年間約12.7万人で、全がん種のうち第2位です。

1年間に日本で新たに肺がんと診断された人の数(罹患数)は、2019年の統計で12万6,548人(男性8万4,325人、女性4万2,221人)です。これは全がん種のうち第2位となっており、肺がんは非常に多くみられるがん種の1つといえます。また1980年代以降、男女とも増加し続けており、がん全体に占める割合も高くなっています。
罹患率りかんりつは、40歳代後半から増加して高齢になるほど高くなり、女性よりも男性の方が約2倍多く発症します。

肺がんの罹患率

肺がんの罹患率を表したグラフ。肺がんの罹患率は40歳代後半から増加します。男性に多く、女性の3~4倍多く発症します。
国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん」「最新がん統計」
監修:
近畿大学医学部 内科学 腫瘍内科部門 主任教授
中川 和彦 先生

(2023年3月作成)