日本での罹患数は年間約12.1万人で、全がん種のうち第2位です。
1年間に日本で新たに肺がんと診断された人の数(罹患数)は、2020年の統計で12万0,759人(男性8万1,080人、女性3万9,679人)です。これは全がん種のうち第2位となっており、肺がんは非常に多くみられるがん種の1つといえます。また1980年代以降、男女とも増加し続けており、がん全体に占める割合も高くなっています。
罹患率は、40歳代後半から増加して高齢になるほど高くなり、女性よりも男性の方が約2倍多く発症します。
肺がんの罹患率
国立がん研究センター がん情報サービス「がん統計(全国がん登録)」より作成
国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん」「最新がん統計」
監修:近畿大学病院 がんセンター 特任教授
がんセンター長/ゲノム医療センター長
中川 和彦 先生