あなたと一緒に、がんと向き合う

小野薬品の薬をご使用の方向け情報

2.治療を受けるにあたって

ベレキシブルによる治療の対象となる患者さん

再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫 と診断された患者さんです。

「再発又は難治性」とは、以下の状態のことをさします。

  • 前の治療で効果があらわれたが、再び病気が悪化した
  • 前の治療で、効果があらわれなかった

ベレキシブルによる治療を受けられない患者さん

過去にベレキシブル錠に含まれる成分で過敏症を経験したことがある患者さん

ベレキシブルによる治療で特に注意が必要な患者さん

下記に当てはまる患者さんは、ベレキシブル服用中に注意が必要であったり、治療を受けられないことがあります。服用前に必ず医師にご相談ください。

  • 感染症にかかっている患者さん

    血液を作る骨髄の働きが低下し、白血球が減少することで体の抵抗力が弱くなるため、感染症にかかりやすくなることがあります。

  • 骨髄機能の低下(貧血、好中球減少、血小板減少等)がある

    患者さん血液を作る骨髄の働きが低下し、白血球や血小板が減少することで、感染症や貧血など、さまざまな症状があらわれることがあります。

  • B型肝炎ウイルスを体内に保有している患者さん、または過去にB 型肝炎ウイルスを発症したことがある患者さん

    B型肝炎ウイルスが再活性化することがあるため、定期的に確認する必要があります。

  • 肝臓に障害がある患者さん

    肝臓に障害がある患者さんへの影響は確認できていません。また、薬が体内で分解されにくくなり、体内の薬の濃度が高くなる可能性があります。

  • 妊婦または妊娠する可能性がある患者さん

    妊娠している、または妊娠をご希望の患者さんは医師にご相談ください。

  • 授乳中の患者さん

    授乳しないことが望ましいとされています。詳しくは、医師にご相談ください。

ベレキシブルとの併用に注意が必要な薬

ベレキシブルは、他の薬との組み合わせによって、副作用が起こりやすくなったり、効果が弱くなる可能性があります。

下記にある薬を服用している場合、医師や看護師、または薬剤師にご相談ください。

薬剤名 効果・効能 及ぼす影響
イトリコナゾール
ボリコナゾール
真菌症など 血液中のベレキシブルの濃度が上昇し、副作用が起こりやすくなる可能性がある
クラリスロマイシン 感染症など
リファンビシン 結核やハンセン病など 血液中のベレキシブルの濃度が減少し、効果が弱くなる可能性がある
カルパマゼピン
フェントイン
てんかんに伴う精神障害、痙攣発作など
抗凝固剤
抗血小板剤
血液をサラサラにし、固まりにくくする 出血のおそれがある
上記以外にも注意が必要な薬があります。他の薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師または薬剤師にご相談ください。

わからないことや心配なことがある場合は、医師や看護師、または薬剤師にご相談ください。