ビラフトビ・セツキシマブ・FOLFOX併用療法 トップ 1 分子標的薬による薬物治療 2 ビラフトビ・セツキシマブ・FOLFOXのはたらき 3 ビラフトビの服用方法 4 治療スケジュール 5 ビラフトビを服用する前に 6 特に注意が必要なビラフトビの副作用 7 ビラフトビ・セツキシマブ・FOLFOX併用療法によくみられる副作用 8 Q&A 9 服薬中にご確認いただきたいこと 10 ビラフトビ治療日記 小野薬品の薬をご使用の方向け情報 2.ビラフトビ・セツキシマブ・FOLFOXのはたらき 大腸がん 小野薬品の薬 BRAF遺伝子変異 ビラフトビはBRAFビーラフ遺伝子変異*を、セツキシマブはEGFRイージーエフアールというたんぱく質を標的にした「分子標的薬」です。 FOLFOX療法では細胞分裂を阻害する「抗がん剤」を使用します。 ビラフトビは、BRAF遺伝子変異に伴うたんぱく質の活性化をブロックし、がん細胞の増殖を抑えるはたらきをもっています。 セツキシマブは細胞の表面に並んでいる「EGFR(上皮細胞増因子受容体)」というたんぱく質に結合し、がん細胞の増殖を抑えるはたらきをもっています。 3種類の抗がん剤(オキサリプラチン、レボホリナート、フルオロウラシル)を組み合わせた治療法で、がん細胞の増殖につながるDNAの複製を妨げるはたらきをもっています。 分子標的薬のはたらくイメージ *BRAF遺伝子は細胞の増殖にかかわる遺伝子で、何らかの変化で遺伝子に傷がつく(遺伝子変異)と、産生するたんぱく質が活性化して細胞が増え続け、がんの発生・進行につながります。 監修: 国立がん研究センター東病院 副院長 吉野 孝之 先生 (2025年12月作成) 分子標的薬による薬物治療 ビラフトビの服用方法 ビラフトビ・セツキシマブ・FOLFOX併用療法 トップに戻る