あなたと一緒に、がんと向き合う

小野薬品の薬をご使用の方向け情報

5.吐き気・おう吐の予防と対策

予防法

吐き気止めのお薬は、担当の医師の指示通りにきちんと服用してください。

  • 抗がん剤治療の前日は十分に睡眠をとってください。
  • 抗がん剤治療中は食事に気をつけましょう。(『食事について』の項をご覧ください)
  • 身体をしめつけるような衣服は避けましょう。
  • においの強いものは避けましょう。(花、香水など)

食事について

抗がん剤治療中でも、食事はバランスよく摂取するように心がけましょう。体力の保持や感染予防の面からも大切です。

  • ゆっくり時間をかけて、少量ずつ食べられるものを摂りましょう。
  • 揚げ物などの脂っこいもの、香辛料の強いもの、においの強いものなどは吐き気を起こしやすいので避けましょう。
  • 刺激が少なく、消化の良いものを選びましょう。( 例:お粥、うどん、餅、パン、ビスケット、果物、プリン、ヨーグルトなど)
  • 冷やしたり、さまして食べるとよいでしょう。( 例:おにぎり、寿司飯など)
  • 市販の栄養補助食品などでカロリーや栄養素を補いましょう。

※ 食欲があるときには、食べたいと思うものを食べても構いません。

脱水予防のための水分補給は必須です。

  • 水分はできるだけ多く摂るように心がけ、脱水にならないように気をつけてください。(例:スポーツドリンク、ジュースなど)
食事

吐き気やおう吐が起きたら?

  • 右側を下に横向きに寝て身体を内側に曲げ、安静を心がけましょう。
  • 背中を軽くさすってもらいましょう。
  • 脱水にならないように、十分に水分補給をしてください。
  • 冷たい水でうがいをしたり、氷やキャンディーなどを口に含んでみましょう。
  • 室内の換気をよくして、リフレッシュしましょう。
  • ゆっくりと腹式呼吸を行い、気持ちを楽にしましょう。(吸う息より吐く息をゆっくり長くする)
  • 音楽を聴いたり、テレビを見たりしてリラックスしましょう。

※ 治療のためだからと我慢をせず、吐き気やおう吐が起きたら、医師や看護師などにお伝えください。早めに対応することが患者さまのお体や治療の継続にとって大変重要です。

重要:
吐き気やおう吐によって水分が摂りづらくなったときはすぐに病院を受診し、担当の医師や看護師などの指示に従ってください。
監修:
  • 国際医療福祉大学三田病院 悪性リンパ腫・血液腫瘍センター長
    畠 清彦 先生
  • (財)がん研有明病院 薬剤部長
    濱 敏弘 先生