ビラフトビは、服用中に副作用があらわれることがあります。ここでは、特に注意が必要な副作用を紹介しますので、気になる症状があらわれたら、すぐに医師、薬剤師、看護師に知らせてください。
[特に注意が必要となる副作用 ]
ビラフトビ
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●皮膚悪性腫瘍
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●手掌・足底発赤知覚不全症候群
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●眼障害
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●腫瘍崩壊症候群
[特に注意が必要となる副作用の発現頻度]
ビラフトビ・セツキシマブ(2剤併用療法)において、臨床試験で認められた「特に注意が必要となる副作用」です。
ビラフトビ
副作用
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発現頻度
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皮膚悪性腫瘍
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2%
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手掌・足底発赤知覚不全症候群
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4%
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眼障害
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7%
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※臨床試験では腫瘍崩壊症候群の発現は認められておらず、発現頻度は不明です。
小野薬品工業:ビラフトビ・メクトビ適正使用ガイド、2024年5月より作成
腫瘍崩壊症候群
腫瘍が急速に死滅(崩壊)したときに、体内の電解質のバランスが崩れ尿酸が結晶化しやすくなります。
症状を自覚して早期発見することは難しいため、水分を多くとるなど予防が大切です。
症状
- ●意識の低下
- ●意識の消失
- ●尿量が減る
- ●息苦しい
- ●息切れ など
このような症状や変化に気づいたら、すぐに医師、薬剤師、看護師に知らせてください。