あなたと一緒に、がんと向き合う

1胃がんについて

胃がんにはどんな種類がありますか?

胃がんは粘膜の上皮細胞から発生する腺がんがほとんどです。がん細胞の増殖の仕方から大きく2つに分けられます。

胃がんの90%以上は、胃壁の最も内側の粘膜上皮細胞から発生する「腺がん」です。さらに腺がんは、増殖の仕方の違いから、「分化型胃がん」と「未分化型胃がん」に分けられます。 「分化型胃がん」は、がん細胞が腺管構造をつくりながらまとまって増殖するタイプの胃がんです。「未分化型胃がん」はパラパラと広がるように増殖するタイプであり、分化型胃がんに比べて悪性度が高いとされています。未分化型には、増殖のスピードが速いことで知られるスキルス胃がんも含まれます。

分化型胃がん未分化型胃がん
顕微鏡
がん細胞の様子
分化型胃がん
がん細胞の形や並び方が、
胃や腸の粘膜構造を残したがん
未分化型胃がん
がん細胞の形や並び方に、
胃や腸の粘膜構造が少ないがん
好発年齢と性別差高齢者に多い
男性に多い
比較的若年者に多い
女性に多い
悪性度比較的低い比較的高い
進展様式(広がり方)膨張性(かたまりのまま)びまん性(パラパラ)
病気がみえる vol.1 消化器 第5版, p119,121, メディックメディア, 2016
インフォームドコンセントのための図説シリーズ 胃がん 改訂版, p25, 医薬ジャーナル社, 2012
胃がん治療ガイドラインの解説 第2版, p16-17, 金原出版, 2004
監修:
静岡県立静岡がんセンター 胃外科 部長
寺島 雅典 先生

胃がんの治療で小野薬品の薬を使用された方へ