胃がん トップ 1 胃がんについて 胃がんとはどんな病気ですか? 治療ガイド 胃の働きと構造について教えてください 胃がんはどんな人に多いですか? 胃がんにはどんな種類がありますか? 2 胃がんの病期 病期(ステージ)とはなんですか? どのように決められますか? 3 胃がんの検査と診断 診断にはどんな検査が必要ですか? 4 胃がんの治療方針 治療方針は、何をもとに決められますか? 治療法には、どのようなものがありますか? 5 胃がんの内視鏡治療 胃がんの内視鏡治療について教えてください 6 胃がんの手術 胃がんの手術について教えてください 手術の様式と再建術について教えてください 7 手術の後遺症とケア 手術のあとは、どのようなことに気をつけたらよいですか? 8 再発した場合について 再発した場合は、どうしたらよいですか? 9 治療後の経過観察について 治療が終了したあとの検査について教えてください アドバンス・ケア・プランニングについて教えてください 10 薬物療法について 薬物療法とは、どのような治療法ですか? HER2、CPS、MSI検査とは何のための検査ですか? 11 薬物療法の副作用とケア 薬物療法で使われる薬の副作用には、どのようなものがありますか? 12 確認ポイント 胃がんの治療を受ける前に知っておきたいことについて教えてください 13 もっと知りたい患者さんへ 栄養・食事・運動について知っておきたいこと~手術後・抗がん剤治療中のポイント~ 9治療後の経過観察について アドバンス・ケア・プランニングについて教えてください 胃がん 経過観察 アドバンス・ケア・プランニング(ACPえいしーぴー)とは、患者さんが大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また家族や医療者、信頼している人たちと話し合うことをいいます。日本では「人生会議」という愛称がつけられています。 ACPを行うことで得られるメリット ACPを行うことにより、患者さんが本当は望んでいない医療をできるだけ避けることができます。またご家族も、患者さんの想いを知ることでサポートしやすくなり、心の負担を減らすことにつながります。医療者にとっても、患者さんの想いを尊重した治療やケアが行いやすくなります。 行うタイミングや相談相手について ご家族や医療者に対して「話し合いたい」と思ったときであれば、どのタイミングでも行えます。患者さんの気持ちや状態は変化していくものですから、何回も話し合いを重ねていくことが大切です。そして、話し合いの内容は、そのつど文書などに記録し共有できるようにしておくとよいでしょう。病院によっては専任の看護師などが治療の今後や緩和ケアについて、患者さんやご家族の想いや生活面での希望などを聞き取り、一緒に考えながら最適な医療やケアを受けるための支援をしてくれることもあります。話し合いたいと思ったときは、ご家族や医療者に声をかけてみてください。 日本胃癌学会編:患者さんのための胃がん治療ガイドライン2023年版, p94-95, 金原出版, 2023 厚生労働省「人生会議してみませんか」 日本医師会「アドバンス・ケア・プラニング(ACP)」 監修: 静岡県立静岡がんセンター 副院長寺島 雅典 先生 (2023年8月作成) 治療が終了したあとの検査について教えてください 薬物療法とは、どのような治療法ですか? 胃がん トップに戻る