小野薬品の薬をご使用の方向け情報

4.副作用について

オプジーボの副作用や注意点について説明します。

併用療法で起こる可能性がある副作用

オプジーボと化学療法との併用療法では、以下のような副作用が起こる可能性があります。

化学療法との併用療法では、オプジーボのみの治療(単剤)とは異なる副作用が現れる可能性があります。
症状によっては日常生活での対応が必要になったり、症状を抑えるためのお薬が使われることもありますので、体に異常を感じたら、早めに医師、看護師、薬剤師に伝えてください。

オプジーボと化学療法との併用療法でみられた主な副作用(発現頻度15%以上

  • 吐き気・嘔吐
  • 食欲減退
  • 口内炎
  • 貧血
  • 血液検査値の異常(好中球数減少)
  • 疲労・倦怠感
  • 下痢
  • 便秘 など
吐き気・嘔吐、下痢・便秘

※小野薬品工業:国際共同第Ⅲ相(ONO-4538-50/CA209648)試験成績(社内資料)承認時評価資料より

参考:化学療法の主な副作用について

化学療法で使われる細胞障害性抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常細胞にも作用するため、副作用が現れることがあります。
副作用の現れ方には個人差があり、症状の種類や強さも人によって異なります。また、患者さんが気づくものと、検査で確認するものがあります。
体に異常を感じたら、早めに医師、看護師、薬剤師に伝えてください。

参考:化学療法の主な副作用について
国立がん研究センター がん情報サービス「薬物療法 もっと詳しく知りたい方へ」をもとに作成
監修:
近畿大学医学部 内科学 腫瘍内科部門
主任教授 中川 和彦 先生